04618-161218 SIGMA Photo Pro が6.5.0で大幅進化
SIGMA sd Quattro + 24mm F1.4 DG HSM
SIGMAのRAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」がversion 6.5.0になりました。ノイズリダクションが劇的に改善したので、高感度で撮影した過去の画像をすべて再現像したくなる。
そしてMac版は、とうとう64bit OSに対応して安定化。さらにGPUを使うようになったので高速化が期待されます。
GPUを使う設計にしていただきたいと、ずっとSIGMAさんにお願いしておりました。MacはGPUを有効活用して各種UIのレスポンスを高めているので、SIGMA Photo Proも是非そうあってほしい。その念願が叶いました。
GPUを使うためには、アプリの環境設定で「GPU高速化」にチェックを入れる必要があります。shioのMacBookでチェックを入れて画像を開こうとしたところ、アプリがクラッシュしてしまいました。またiMacでチェックを入れたところ、画像を開く途中にアラートが出て、開けませんでした。残念。ともかくGPU活用への道が拓けたことを喜び、バグフィックスを待ちます。
一方、「メモリを追加し高速動作させる」にチェックを入れると、クラッシュせずに確かに高速化した模様。とてもありがたい。64bit化の恩恵かもしれません。しばらくこの設定で使うことにします。
SIGMA sd Quattro + 24mm F1.4 DG HSM
64 bit OSに対応しました。
macOS Sierraに対応しました。
SIGMA sd Quattro HのRAWデータ(X3Fファイル、X3Iファイル)に対応しました。
RAWデータのレビューウインドウでの画像処理や画像の保存の際にGPU(Graphics Processing Unit)を使用することで処理の高速化を図りました。(sd Quattroシリーズ, dp QuattroシリーズのRAWデータのみ)
SIGMA sd Quattro Hで撮影したDNGファイルのサムネイルおよび撮影情報表示に対応しました。(DNGに対応した現像ソフトで編集した場合は表示されません。)
SFDモードにおいて、フレーム間の軽微なズレに対応できるようにいたしました。
SIGMA sd Quattroシリーズおよび、dp Quattroシリーズで撮影したRAWデータの現像時におけるノイズ処理のアルゴリズムを改善しました。
SIGMA sd Quattroシリーズおよびdp QuattroシリーズのRAWデータの調整設定Autoの現像処理アルゴリズムを変更しました。
表示画質優先時と表示速度優先時のAuto現像のパラメータが異なる現象を修正しました。
SIGMA Capture Pro から画像が転送されたときに、レビューウインドウが開かない設定を追加しました。
アップデート通知機能を搭載しました。
一部の機能について、ポップアップで解説表示をするように変更しました。
SIGMA sd Quattro + 24mm F1.4 DG HSM
By 塩澤一洋, Kazuhiro Shiozawa on December 20, 2016.
Exported from Medium on May 2, 2017.